古民家はそのままでは耐久性に乏しいケース、あるいは損傷が激しいケースがあります。
しかし補強材などを導入してリフォームも行えば、外観などをそのまま生かしつつ、新たな形で古民家を蘇らせることができます。
古民家をそのままお住まいとして活用する方もいらっしゃいますし、飲食店などの店舗として活用するケースもあります。
古民家は今時の建物にはない趣ある雰囲気を与えてくれますので、逆にそれがオシャレと感じる方も多いです。
古民家を再生したカフェや定食屋さんもよく見かけますね。
古民家をリフォームしたり、リノベーションする際にポイントとなるのが柱や梁の施工。
古民家は天井や内壁数が少なく、柱や梁のデザインを生かしているケースが多いです。
ただ、既存の柱や梁は表面が汚れていたり、腐食しているケースもあります。
その場合に綺麗な木材を改めて設置して、柱や梁を強化する方法があります。
出来るだけ既存の木材と似た素材のものを取り入れるのがお勧めです。
その方が昔ながらの重厚感を維持することができます。
そして古民家をリフォームする際は、フローリングや畳の張り替えも行った方が良いでしょう。
やはり人が歩いたり、座る場所は強度が弱いとひび割れや床鳴りのリスクが懸念されます。
シックなフローリング材などもありますので、そういったものを活用すれば古民家の雰囲気を損ねることはありません。