大工と宮大工は何が違う?

大工と宮大工では、それぞれが専門とする分野に違いがあります。一般的な大工は快適な住まいを作ることを専門としていますが、宮大工はそれと異なる専門技術を駆使して社寺建築を手掛けています。一人前の宮大工になるには10年以上の修業期間が要されるといい、これは一般的な大工にのおよそ3倍に当たるそうです。

宮大工の手掛ける住宅リフォームの魅力

宮大工の中には、その専門技術を活かして一般住宅のリフォームを行う職人もいます。それによって生まれ変わった住宅には以下のような魅力があるとして大人気です。

①釘や金物を使用しない「木組み」

宮大工は、建物の骨組みを作る段階で釘や金物をほとんど使いません。木に彫り入れた切込みを上手にはめ合わせることでがっしりした丈夫な骨組みを完成させます。これにより、地震の多い日本でも耐久性の高い建物として仕上げることが出来るのです。

②繋ぎ目を感じない「継手」

木材の長さが足りない木材に継ぎ足しをする時に使われる技術で、「腰掛鎌継ぎ」や「台持ち継ぎ」等をはじめ、全部で70程度の継ぎ方があるそうです。これらを使い分けることによって、木材をはめ込んだ部分の繋ぎ目をほとんど感じさせないのは宮大工が手掛ける住宅ならではの魅力です。

 

 

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